日本最大級の温泉の街、箱根。

その玄関口である湯本には知る人ぞ知る芸者衆の花街があります。

バブルの最盛期からの崩壊、そしてコロナで生活様式と常識が変わった今。

伝統を紡いでいく為に挑み続ける女性たちの姿がそこにありました。


現組合長である真央さんはこんな話を教えてくれました。

甘くて優美な記憶たち

「昭和の時代、一番『粋な』遊びはお座敷に芸者衆を呼ぶことだったのです。

箱根で芸者を呼ぶのは芸事が好きな人たちばかりでした。


彼らは「芸事を応援」し支えてくれていました。


見番*(1)の福利厚生の一つに海外研修に行く制度もあったのですが、

その時には現地で大注目を浴びていました。


そこにぞろぞろと集まる芸者衆のことを聞きつけて

現地の人や取材陣までもが押し寄せました。」


*(1)芸者衆の総合事務所

前代未聞の一大改革

「平成になって時代は変わりました。

お客さんはお座敷ではなく、スナックやバー。

カラオケを好むようになって、芸事が中心ではなくなっていきました。


私達の先人には箱根の花柳界を近代的なシステムに変えた人がいます。


彼もまた箱根の花柳界に魅せられた一人です。

東京の会社の経営者でした。


彼は全ての情熱を注ぎ込み、改革を成し遂げました。

箱根の花柳界を守る為に。


この種の仕事としては画期的な休業補償や退職金のようなもの等

一流企業に負けない福利厚生制度を確立していきました。


箱根芸者衆を守っていく為に賢明な改革だったと思います。

時代の変化に柔軟に対応して乗り越えました。」

パンデミックと元には戻らない世界

「令和になって世間でコロナが騒がれ始めてると、

これまでの生活様式と常識が変わっていきました。


現在もお座敷は減少したままです。

でも、私たちはこの伝統を途絶えさせるわけにはいきません。

だって、この伝統にはたくさんの人の思いが詰まっているのですから。


私が組合長になってからイベントごとを増やしてきました。


芸者衆はお座敷が減った今も、変わらずお稽古を励んでいます。

踊りや歌を披露できる機会を待ち望んでいます。」

「みーと芸者」のイベントはこの新しい時代に箱根の芸者衆を守るため、

日本伝統文化を継承するための重要な第一歩なのです。


あなたのご参加が、箱根芸者の伝統を守り、そして未来を作ります。



ようこそ、箱根湯本へ。芸者衆との楽しいお時間をお過ごしください。